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天才の脳

天才物理学者として名高いアインシュタインのお話しです。

76歳で死亡したアインシュタインの脳は、プリンストン大学メディカルセンターの病理学者トム・ハーベイらに、秘密裏に解剖され脳の重さや、解剖学的観点から調査されました。 

その結果、アインシュタインの脳は1230グラム、一般の男性の平均1400グラムで、なんとアインシュタインの脳が軽かったそうです。

解剖学的にみると、アインシュタインの脳には2つの特徴がありました。

1つめは、脳の思考の元ととなる神経細胞の周辺に、グリア細胞が非常に多かったことです。
グリア細胞は、神経細胞に栄養を供給したり、いい環境を作る役割を担っています。

ただアインシュタインの脳は、グリア細胞は多かったのですが、その領域の神経細胞の数は平均より少なく、頭の良さを決める決定的な要素とはなり得ませんでした。

二つめは、大脳皮質の脳神経細胞の密度が非常に高かったことです。

ただし、脳神経細胞は、脳が加齢と共に萎縮することによっても密度が高くなります。
一般的に脳神経細胞がうまく働くためには、密度が高いより、むしろゆったりしている方が、良いといわれています。
つまり、この特徴も頭の良さを決める要素とはなり得なかったのです。

その後も、アインシュタインの脳は研究調査されましたが、解剖学的には、天才といわれるだけの特別ば要素は、未だ発見されていません。

つまり、天才の脳も、常人の脳とあまり変わらないという結論になってしまうのです。

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